Circulo de musica folclorica de la Universidad de Tokio

低地地方ではスペイン文化の影響が大きかったこともあり,主に複合拍子の複雑な音楽が発展していきました。また,同じくスペイン文化の影響から弦楽器が多く用いられ,本来的には高原地方で見受けられるようなケーナやサンポーニャではなくバイオリンや横笛で演奏されるのも特徴の一つです。

カルナバル(carnaval) カルナバリート(carnavalito)
ボリビア東部のサンタクルス地方の2拍子と3拍子からなる複合拍子の舞曲。本来は長調の明るくやや速めの曲調のものでしたが,近年は6/8拍子短調のフュージョン的なアプローチによる舞曲ではなく楽曲としての曲も多く作られ,これらもカルナバルとして扱われることもありますが,本来的にはフュージョンや後述のトローテと表記するのが正確かと思います。 複合拍子のため最初のうちはリズムが取りにくいですが,現地の人に言わせれば体は2拍子を感じ,頭では3拍子を数えているそうです。民音内でも非常に演奏されることの多いリズムの一つであり,6/8拍子のリズムの入門編ともなるでしょう。

代表曲:Carnaval Grande(カルナバル) Cori(カルナバル) 満月の夜(カルナバル)  緑の大木(トローテ) 
Tempestad(嵐)(トローテ) Zuriqui(トローテ)

タキラリ(taquirari)
ボリビア東部サンタクルス地方の2/4拍子の南米人のすり足のような泥臭さとスペイン人の歯切れの良さが混じった舞曲。本来は長調のややゆったりとした曲調ですが,現在では歌謡曲風に演奏されたり,都会風に洗練されややジャジーに演奏されることもあります。マラカスを上手く振れるかどうかがこのリズムの「らしさ」の肝です。音源を聴きこんでマラカスの達人を目指すのもよいでしょう。

代表曲:Negrita El Guajojo Cachafaz Dame un Besito

トバ(toba)
アマゾン奥地に住む狩猟民族トバ族の狩猟や生け贄の儀式での舞踊を元に都会の人々がアレンジしたリズム。2/4拍子で裏拍が強いというフォルクローレにしては珍しいリズムです。1980年代後半から流行し電子楽器を大胆に取り込んだ楽曲が作曲されました。このリズムは、管楽器では半音が多く弦はコードが難しいGm調の曲が多く、演奏するのには苦戦することが多いです。

代表曲:Cuando Floresca el Chuño(じゃがいもの花が咲く頃に) Destino sin Final(終わり無き運命) 
El Tren de la Vida(人生の列車) El Ultimo Amanecer(最後の夜明け)

    
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